ノースマホな老親のマイナポイント手続きを手伝う

2月も今日が最終日。昨日は各地の役所でマイナンバーカードのかけこみ申請者が多かったとニュースで見ました。
カードの申請は2月末までですが、ポイントの申請は5月末までなのであわてなくていいですよ!と役所の人がインタビューに答えていましたが…だいたい申請からポイント受け取りまでの流れがわかりにくいから、そうなるよねーと思っちゃいました。

しかしながら物価上昇の嵐の中、2万円分がもらえるとなると、重い腰を上げてマイナンバーカードの申請に向かった人も多かったのでしょう、約1年前では半数に満たなかった普及率が、総務省のホームページによると2月26日現在で約72.2%にまで上昇したとのこと。

我が家でも、老親がマイナンバーカードを作ることになり、手続きを手伝うことになりました。いろいろ読んで頑張って手続きしたので記録しておきまーす。

自分なりの理解なので間違っているかもしれないが、だいたい次のような感じ。
流れは、
マイナンバーカードの申請
 ↓(約2カ月)
②交付通知書が届く
 ↓
③役所にマイナンバーカードを取りに行く
 ↓
④マイナポイント申請
 ↓
⑤(ポイントを受け取るための)チャージなど。

①は役所以外でも休日のショッピングセンターでもやっており、親自身で時間のあるときに出向いてもらう。
手伝ったのは③から。
③役所でカードを受け取る。その場で暗証番号を決めないといけない。親自身で決めてもらう。(うん、まだ元気でありがたい)
役所の人からは、これで住民票などがコンビニから出せるようになった、くらいの説明があった。

④マイナポイント申請
マイナポータルのサイトに利用者登録(マイキーIDを設定する)をして、
(1)どの決済システムで受け取るかを決めて紐づけ、
(2)健康保険証と紐づけ、
(3)公金受取口座と紐づける
という作業。

ここが一番ややこしい。
まず、どの決済システムで受け取るかを決める。何で受け取るにしても親本人の名義でなければならず、うちの老親の場合、ほとんどスマホを使いこなせないので、paypayなどのアプリでの受け取りはありえない。近所のスーパーの電子マネー決済付ポイントカードを作って、受け取りすることにした。
この電子マネー決済、④のマイナポイント申請後、翌日以降に2万円をチャージすればその翌日に(1)の5000ポイントがつく。(2)(3)の計15000ポイントはチャージ当日につくと。つまりは2万円分の受け取りのために2万円チャージしなくてはならないものの、申請日から最短2日で完了するのが良い。2万円チャージして2万円分が加算されて計4万円の電子マネーとなるわけで、日々の食品や日用品購入に使うのだから、使い切るのにそう時間はかからない。
というわけで、④のポイント申請の前に、親をスーパーへ連れて行き、電子マネー付ポイントカードを作る。即日発行で簡単。

次に、どうやって手続きをするか。
PCがあるのだから、マイナポータルのサイトに入ればよいわけだが、マイナンバーカードを読み取るICリーダーが手元にない。
そこで、スマホにマイナポータルアプリをダウンロードすれば簡単に手続きできるらしいと。けれど、私のスマホに不要なアプリは入れたくない...
というわけで、役所へ出向く。要は役所でICリーダーで読み込んでもらい、一緒にPC見ながら手続きするというわけ。
①のカード自体の申請はあちこちでやってるけど、この受け取りポイント申請は役所の平日の9時5時!

役所では丁寧な案内の元、さくっと手続きが済んだけど、肝心なマイキーIDをくれなかったので、「教えて下さい」と言って画面を見せてもらいメモして帰ってきました。次は5年後のお誕生日前の更新にまたお手伝いかなー。親にはいつまでも元気でいて欲しいですね。